熱帯アメリカ原産。トウガラシの一変種で,甘味種を改良したものです。
名前はフランス語(piment)に由来しています。
日本には16世紀、ポルトガル人によって伝えられました。広く栽培されるようになったのは第二次世界大戦後からだそうです。
つややかに輝く緑色のピーマンは栄養たっぷりです。
ビタミンCが大変豊富な野菜で、100g中に80mgのビタミンCを含んでおり、これはトマトの4倍に相当します。ビタミンCには、壊血病を予防する効果があります。
また、鉄の吸収を促進したり(貧血予防)、発ガン性物質ニトロソアミンの生成を抑制したり、ガンを予防(ガン予防)したりする効果があるといわれています。
中ぐらいの大きさのピーマン4個で1日の所要量をとることができます。
また、ビタミンAも多く含んでおります。目や皮膚・粘膜を正常に保つ働きがあります。
保存に適した温度は10度前後です。冷やしすぎると品質が低下します。
空気穴を開けたポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。