にんにくは、中央アジア原産と推定されています。既に紀元前3200年頃にエジプトで栽培・利用されていました。
にんにの球には、放射状に6~10個の鱗片が入っています。
暖地での栽培に適した品種と寒冷地での栽培に適した品種に大別されます。
にんにく特有のにおいのもとはアリシンという物質で、ビタミンB1の体内への吸収をよくし、その作用を増加させます。
近年、エジプト産のニンニクをもとにした品種改良の結果、臭いが少ない「無臭ニンニク」も流通しています。
花を咲かせると根元に栄養がいかないので、伸びてきた茎を摘み取ります。摘み取ったものが、スーパー等でよく見かける「ニンニクの芽」です。