ヒガンバナ

 彼岸花 【ヒガンバナ科 ヒガンバナ属】



 

 彼岸花、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれます。

 田のあぜ、土手、道端などに生える多年草。

 毎年、ちょうど秋のお彼岸頃に赤色の花を咲かせるので、印象に残る花です。

 毎年花は咲かせますが、種子は稔りません。地下には球根があり、球根を増やして増殖します。

 花茎は、高さ30~50㎝ぐらい。

 頂きに鮮紅色の花を輪状につける。

 彼岸花は秋分の日の頃に花を咲かせ、その直後に葉を出して冬の競合する草本の少ない時期に十分光合成を行います。

 夏草の茂り始める3月の終わりから秋分の日までの半年は夏眠して過ごします。

 ヒガンバナの仲間に、ヒガンバナとショウキズイセンの自然交配種として、シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)があります。