トキワハゼ

 常 盤 黄 櫨 【ゴマノハグサ科 サギゴケ属】

 

 

 トキワハゼは、本全土の道ばたや畑などに多く見られる一年草です。茎は根際から分かれて株立ちします。

 根際から生える数枚の葉はへら形で、葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)があります。茎につく葉は小さく、互い違いに生える葉はさじ形で、鈍い鋸歯があります。

 花径は1センチくらいの筒状で、花冠は上下に唇形に2つに裂けています。筒の部分は紫色で、上の唇は淡い紫色で、浅く2つに裂け、下の唇は淡い紫色で、先が3つに裂け、真ん中に黄褐色の斑が入ります。<。

 よく似たものにムラサキサギゴケがあります。ムラサキサギゴケ1.5~2cmとトキワハゼよりひとまわり大きく花の中心には褐色の斑紋があり茎は横に這います。

 花の時期はトキワハゼは4月~10月、ムラサキサギゴケは4月~6月です</font></font></font></font></font></font>。<br>
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