ミドリハコベ

 緑繁縷  【ナデシコ科 ハコベ属】

 

 

 ミドリハコベは道ばた等で普通に見られる越年草です。

 花は、早春から初秋まで長い間咲いています。花径は7mm前後で、花弁は白く5枚ですが、花弁が2深裂しているため、花弁は10枚に見えます。

 葉は多くつき、卵型で長さ1cmから、せいぜい2cmほどです。

 コハコベ(ハコベ)とミドリハコベはよく似ていますが、一般的には、コハコベの茎は紫色を帯びているのに対して、ミドリハコベは茎が緑色を帯びていることで区別します。