トウモロコシ(玉蜀黍)

 

 【イネ科 トウモロコシ属】

 

 

 とうもろこしの原産地はメキシコから中米にかけてという説が有力です。
      米や麦と同じように長い歴史があり、重要な作物です。
      15世紀コロンブスのアメリカ大陸到達以降、世界に広まりました。
      日本には16世紀末に到来した。その後品種改良が行われ、多様な品種が作られた。食用としてはスイートコーンが代表的である。
      とうもろこしのひげはめしべの先端で、粒の数だけ出ています。
      このひげにまんべんなく花粉(株の上部に出るのがおしべ)がかからないと粒のそろったとうもろこしはできません。
      つくるときは、ある程度まとめてにぎやかに植えたほうが粒のつきがよくなります。
      花は雌雄同株で、雄花より雌花の開花が2日ほど遅い。
      外皮がみずみずしい緑色で、ひげ(めしべ)が豊かで茶色のものがおすすめ。
      頭のほうまでふくらみがあり、さわっていみて手ごたえのあるものには実がよく入っています。

      ひげが貧弱で本数が少ないと、粒の数も同様に少ないのです。粒の堅すぎるものは育ちすぎなので避けます。