うまい菜は「タキイ種苗」や「トウホク」が販売しているフダンソウの名称です。
味自体にはクセや苦味などはなく、青菜として色々な料理に使えます。
葉が大きくて肉厚で、軸は太めです。
地域によってさまざまな呼び名があるのもこの野菜の特徴の1つです。「チャード」や「常菜(とこな)」のほか、「いつも菜」などの別名があり、沖縄では「ンスナバー」と呼ばれます。
ふだん草は地中海沿岸が原産とされ、紀元前にはすでに栽培が行われていました。その後アジアを通って6世紀頃には中国へ伝わり、日本へは16~17世紀頃に伝来したと考えられています。