ロウバイは中国原産の落葉低木で、江戸時代には渡来していたといわれています。
花弁が蝋のような色であり、臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くことからこの名がつきました。
花弁は半透明でロウのような質感があります。
ソシンロウバイ、マンゲツロウバイ、トウロウバイなどの栽培品種があります。
ロウバイは、花の中心部は暗紫色で、外側の花被片は黄色でやや光沢があり、ややとがります。
ソシンロウバイ</B>は、ロウバイよりやや大きな花をつけます。花は、全てが黄色で、中心部が暗紫色になりません。花被片もやや広く、先は少し丸みがあります。
マンゲツロウバイは、色が濃くて、花弁が丸くしっかりしています。
トウロウバイは、マンゲツロウバイに似ているが、内層片が暗紅色です。