枝豆(エダマメ)は、大豆の未熟な実を枝つきのままゆでて食用にしたことから、この名がついたとされています。
さやが色濃く鮮やかで、表面に傷がなく、うぶ毛が充分についているものが良いものとされています。
かつては田のあぜなどに植えられ、あぜまめとも言われました。
枝豆として食べる習慣がいつ始まったかは不明ですが、江戸時代には夏にえだまめ売りの姿が見られたといいます。
昔は、十三夜(陰暦9月13日の夜)の名月の供え物とされ、季語も露地ものが収穫される仲秋で、旬は10月でしたが、今日では(国産ものは)初夏から秋にかけて出回り、7~8月が旬とされます。